腰痛は日本人の多くが抱える「国民病」とも言われる不調です。厚生労働省の調査によると、自覚症状のある不調の中で「腰痛」は常に上位に入り、年代や性別を問わず悩みのタネになっています。
「病院で検査をしても異常なしと言われた」
「湿布や薬でごまかしているけど、すぐに痛みが戻ってしまう」
「整体やマッサージに行っても、その場しのぎになっている」
そんな声を、八王子の整体院でもよく耳にします。
腰痛は単なる筋肉の疲労や骨格の歪みだけでなく、体質や生活習慣、さらには「東洋医学でいう臓腑の働き」まで関係しているのです。本記事では、西洋医学と東洋医学の両面から腰痛の原因を解説し、整体でできる根本ケアについて詳しくご紹介します。
なぜ腰痛は繰り返すのか?
西洋医学から見た腰痛の原因
西洋医学では、腰痛は大きく「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」に分けられます。
- 筋肉や靭帯の損傷:重いものを持った時に起こる「ぎっくり腰」
- 椎間板の変性やヘルニア:神経を圧迫してしびれや痛みが出る
- 脊柱管狭窄症・腰椎すべり症:加齢や骨の変化で神経を圧迫
- 姿勢不良による慢性的な負担:デスクワークや長時間のスマホ

特に現代では、長時間の座位や運動不足による「非特異的腰痛」が増えており、画像検査では異常が見つからないものの、生活に大きな支障をきたすケースが多くあります。
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東洋医学から見た腰痛の本質
一方で東洋医学では、腰痛は「臓腑の不調」と「気血の滞り」によって引き起こされると考えられています。
腎虚と腰痛
「腰は腎の府」と言われるほど、腎は腰と深い関わりを持っています。腎は単なる臓器ではなく、生命エネルギー(精)を蓄えるシステムと捉えられます。
- 腎陽虚:体が冷えやすく、腰が重だるく痛む
- 腎陰虚:ほてり、口の渇き、夜間の腰痛や足腰のだるさ
加齢や過労、不規則な生活が腎を弱め、慢性的な腰痛につながります。

気血の流れと腰痛
- 気滞(きたい):ストレスや運動不足で気の流れが停滞 → 腰の重苦しさ
- 瘀血(おけつ):血の巡りが悪くなり、刺すような腰痛 → 生理痛や冷えを伴うことも
外邪(寒・湿)が原因の腰痛
- 寒邪(かんじゃ):冷えが腰に入り込み、動かすと痛む
- 湿邪(しつじゃ):梅雨や長雨の季節に腰が重くなる
このように、東洋医学では「痛み=体のエネルギー循環の乱れ」と捉えます。だからこそ整体やカッピング、温熱療法で「流れを良くする」アプローチが有効なのです。
腰痛の種類と特徴
急性腰痛(ぎっくり腰)
突然、腰に激痛が走って動けなくなる状態。西洋医学では「急性腰痛症」と呼ばれますが、東洋医学的には「気血の流れが急にせき止められた」状態とされます。冷えや過労、無理な動作が引き金になりやすいです。
慢性腰痛
3か月以上続く痛みや、何度も繰り返す腰痛は「慢性腰痛」と呼ばれます。姿勢や生活習慣による筋肉の緊張だけでなく、腎虚や血流不良、冷えといった東洋医学的要因も深く関係しています。
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整体でできる根本ケア
骨盤・背骨の歪みを整える
腰は「体の要」と書くように、全身を支える重要な部分。骨盤や背骨が歪むと、腰に余計な負担がかかり、痛みが出やすくなります。整体では、土台から整えることで体全体のバランスを回復し、腰にかかるストレスを減らします。
筋肉と筋膜の調整
デスクワークや立ち仕事で凝り固まった筋肉は、腰痛の大きな原因です。整体では筋膜リリースや深層筋の調整を行い、緊張を解きほぐします。これにより、体の可動域が広がり、動きやすい体へと改善されます。
血流改善と自律神経ケア
吸玉療法(カッピング)や腸もみなどを併用することで、血流やリンパの流れが促進されます。血流が改善すると酸素や栄養がしっかり行き渡り、腰の自然治癒力が高まります。また、自律神経が整うことで慢性的な痛みの悪循環も断ち切りやすくなります。

腰痛を防ぐ生活習慣改善のポイント
腰痛改善には施術だけでなく、日常生活の工夫も欠かせません。東洋医学的な養生法を取り入れると、再発予防につながります。
食事で「腎」を養う
腎を補う食材を意識的に摂ることで、腰の力を養えます。
- 黒豆、黒ごま、ひじきなど「黒い食材」
- 山芋や長芋で気を補う
- クルミや松の実で滋養強壮
- 温かいスープや煮込み料理で冷え対策

一方で、冷たい飲み物や生ものの摂りすぎは腎や脾を弱めるため注意が必要です。
睡眠環境を整える
- 適度に体を支えるマットレスを選ぶ
- 就寝前のスマホ使用は控え、自律神経を整える
- 湯船に浸かり、体を温めてから眠る習慣をつける
適度な運動
- ウォーキングで血流を促す
- プランクなどの体幹トレーニングで腰を支える力を強化
- ストレッチやラジオ体操で気血の巡りを改善
「気持ち良い」と感じる範囲で行うことが長続きの秘訣です。
東洋医学を活かしたセルフケア
冷えを防ぐ養生法
腰痛持ちの方は冷えを避けることが大切です。腹巻きやカイロで腰を温める、温かい食事を心がける、入浴で体を芯から温めるといった工夫が有効です。
呼吸と気の流れを整えるストレッチ
浅い呼吸は自律神経を乱し、腰の回復を妨げます。丹田(おへその下)を意識した腹式呼吸を取り入れると、体幹が安定し、腰の負担を減らせます。
ツボ押しで腰痛ケア
- 腎兪(じんゆ):腰のだるさに効くツボ
- 委中(いちゅう):腰痛改善の要穴
- 大腸兪(だいちょうゆ):腰全体の緊張を緩めるツボ
指でじんわり押すだけでも血流が改善し、セルフケアにつながります。

八王子で整体院を選ぶポイント
腰痛改善を目指して整体院を選ぶ際には、以下を意識すると良いでしょう。
- 根本改善を重視しているか
- 東洋医学と西洋医学の両方を理解して施術しているか
- 丁寧なカウンセリングと説明があるか
- 継続して通いやすい雰囲気や料金体系か
八王子には多くの整体院がありますが、腰痛は一人ひとり原因が異なります。症状に合わせてオーダーメイドで対応してくれる整体院を選ぶことが大切です。
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まとめ
腰痛は「筋肉や骨格の問題」だけではなく、「体内バランスの乱れ」や「生活習慣」といった要因も深く関係しています。
- 西洋医学では筋肉・骨・神経の異常に注目
- 東洋医学では腎・気血・冷えといった要因に注目
- 整体では骨格調整・筋膜リリース・血流改善を行い、根本改善を目指す
- 食事・睡眠・運動など生活習慣の改善も欠かせない
八王子で腰痛に悩む方は、ぜひ東洋医学の知恵を取り入れながら整体で体を整えてみてください。繰り返す腰痛から解放され、健やかな毎日を取り戻す一歩になるでしょう。

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