「なんとなく疲れが取れない」「夜なかなか眠れない」「仕事や人間関係のストレスで心身が緊張している」――そんな不調を感じていませんか?
その背景には、自律神経の乱れが隠れているかもしれません。
自律神経は、交感神経(活動モード)と副交感神経(リラックスモード)のバランスをとりながら、呼吸・心拍・血圧・体温などを無意識に調整しています。しかし、ストレスや生活習慣の乱れでこのバランスが崩れると、心身の不調が現れやすくなります。
本記事では整体師の視点から、呼吸とストレッチを組み合わせて自律神経を整える方法を紹介します。東洋医学と西洋医学の両面から解説し、日常で実践できる習慣にまとめました。
自律神経の乱れが招く不調とは?
ストレスとの関係
強いストレスを受けると、交感神経が過剰に働き続けます。その結果、心拍数や血圧が上がり、呼吸が浅くなり、常に「戦闘モード」の状態に。
これが続くと、不安感やイライラが慢性化し、精神的にも大きな負担になります。
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不眠や睡眠の質の低下
本来なら夜は副交感神経が優位になり、心と体を休める時間です。しかし交感神経が優位のままだと、寝つきが悪い・眠りが浅いといった不眠症状が現れます。
東洋医学では「肝」が疲れて気の巡りが滞ることで、眠りが乱れるとも考えられています。
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慢性的な疲労感
自律神経のバランスが崩れると、体が常に緊張状態に。筋肉が硬直して血流が悪くなり、だるさや重さが抜けません。「寝ても疲れが取れない」と感じるのは、自律神経の乱れが影響していることが多いのです。

呼吸で自律神経を整えるポイント
深呼吸の効果
呼吸は自律神経を唯一コントロールできる手段です。
特にゆっくりした呼吸は副交感神経を優位にし、脳と体にリラックス効果をもたらします。呼吸の質を高めることは、自律神経改善の第一歩です。
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腹式呼吸のやり方
- 椅子に座って背筋を伸ばす
- 鼻から息を吸い込み、お腹をふくらませる
- 口からゆっくり吐き出し、お腹をへこませる
- 1回の呼吸を5〜7秒かけて行う

1日5分からでも効果があり、寝る前に行うと入眠しやすくなります。
自律神経を整えるストレッチ習慣
首・肩をほぐすストレッチ
デスクワークやスマホ使用で首・肩の筋肉が緊張すると、呼吸が浅くなりやすいです。
- 両手を頭の後ろに添えて、軽く顎を引く
- 首の後ろを伸ばすように10秒キープ
これだけでも呼吸がしやすくなります。

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胸を開くストレッチ
猫背姿勢は胸郭が縮こまり、自律神経の働きを乱します。
- 両手を後ろで組んで、胸を開くように肩甲骨を寄せる
- 深呼吸しながら10秒キープ

胸が開くと呼吸が深くなり、副交感神経が働きやすくなります。
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足のストレッチ(下半身の血流改善)
下半身の血流を促すことは、自律神経の安定にもつながります。
- 床に座って片脚を伸ばし、もう片脚は曲げて足裏を太ももに当てる
- 息を吐きながら前屈して、太ももの裏を伸ばす
全身の循環が整い、だるさの改善に役立ちます。

東洋医学からみた呼吸とストレッチの重要性
東洋医学では「気・血・水」の巡りが健康の基本とされています。
- 呼吸=気を巡らせる行為
- ストレッチ=経絡を伸ばし、気血の流れを整える行為
つまり呼吸とストレッチは「内側(気)と外側(体)」の両面から自律神経を整えるセルフケアです。整体と組み合わせるとさらに効果的になります。

自律神経を整える生活習慣の工夫
1. スマホ・PCとの付き合い方を見直す
寝る直前までスマホやPCを見ていると、ブルーライトが交感神経を刺激し、脳が「まだ昼間だ」と錯覚してしまいます。これが不眠や疲労の原因に。
- 寝る1時間前はスマホを見ない
- 夜は部屋を暖色の間接照明に切り替える
- 「デジタルデトックスデー」を週1回作る
こうした工夫で、副交感神経が優位になりやすい夜を作れます。
2. 入浴でリラックスする
ぬるめ(38〜40℃)のお風呂に10〜15分浸かると、全身の血流が良くなり、副交感神経が働きます。
- 就寝の1〜2時間前に入浴することで深部体温が下がり、自然な眠気が訪れる
- アロマオイル(ラベンダーや柑橘系)を加えるとリラックス効果が倍増
東洋医学でも「温めること」は気血の巡りを整える基本とされています。冷え性の方にもおすすめです。
3. 食生活で自律神経をサポート
乱れた食習慣は自律神経を大きく消耗させます。
- ビタミンB群(豚肉・大豆・玄米)→ 神経の働きを助ける
- マグネシウム(海藻・ナッツ)→ 筋肉の緊張をゆるめる
- 発酵食品(納豆・ヨーグルト・味噌)→ 腸内環境を整え、副交感神経の働きをサポート
食事を「よく噛む」こと自体が副交感神経を刺激するので、早食いの方は特に意識すると良いでしょう。
4. 朝の光を浴びてリズムを整える
人間の体内時計は約25時間周期。朝の太陽光を浴びることで24時間にリセットされます。
- 起きたらまずカーテンを開ける
- 朝の散歩を習慣にする
- 日中の活動量を少し増やすことで、夜に自然な眠気が訪れる
東洋医学でいう「陽気を取り入れる」ことにもつながり、心身が活性化します。
整体でできる自律神経ケア
セルフケアで改善しにくい頑固な不調には、整体のサポートもおすすめです。
- 背骨・骨盤を整える整体:神経伝達や姿勢を改善
- 吸玉療法(カッピング):血流改善・自律神経をリラックスへ導く
- 耳つぼ刺激:リラックス効果・ホルモンバランスサポート

当院でも「不眠が楽になった」「呼吸が深くなった」といったお声をいただいています。
まとめ
- 自律神経の乱れはストレス・不眠・疲労感の原因となる
- 呼吸とストレッチは、誰でも簡単に始められる改善法
- 習慣化することで心身がリセットされやすくなる
- 整体と組み合わせれば、さらに根本からのケアが可能

毎日の小さな習慣が、自律神経を整える大きな一歩です。
八王子で自律神経の乱れを改善したい方は「さわい整体院」にご相談ください。呼吸とストレッチのセルフケア指導も含め、心身のバランスを整えるサポートをしています。
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