自律神経という言葉はよく耳にしますが、どういったものかご存じですか?
過度なストレスが引き起こす自律神経が乱れは、様々な弊害をもたらし、自律神経失調症やうつ病の原因となりますので、ストレスを放っておくと大変なことになりかねません。
今回は、ストレス社会である現代に必須ともいえる、自律神経の乱れを整える効果のある食べ物をご紹介したいと思います。
自律神経の乱れに繋がるストレスの種類
ストレスというと、精神的なストレスを思い浮かべる人が大半だと思います。
ですが、自律神経の乱れに繋がるストレスは精神的なものだけではありません。
ストレスなんて感じてないのに・・・という方でも、自律神経が乱れてしまうのは、他の要因によるストレスを知らないからなのです。
では、どんなことがストレスとなるのでしょうか?
精神的なストレス
しんどい・辛い・嫌だということによるストレス。
体の歪みなどによる構造的なストレス
姿勢が悪い・体の歪みなどによるストレス。
歪みなどにより、脳の指令が神経などに正しく伝達されないという現象が起こります。
それによって、自分が気づかないところでストレスを感じているといえます。
栄養不足/化学的物質によるストレス
栄養不足、栄養が偏ることによるストレス。
排気ガスなどによるストレス。
温度・湿度など環境によるストレス
寒くても、暑くてもストレスに。
気圧の変化も関係するなど、天気によって引き起こされるストレスともいえます。
ストレスは、大きく分けてこの4つです。
上記4つのストレスのどれも当てはまらないという方は、いないと思います。
ゆえに、現代人の誰もが何かしらのストレスを抱えていて、自律神経の乱れとなる原因を抱えているということになるのです。
自律神経を整える効果のある食べ物
自律神経を整える方法にも、いろいろありますが実践しやすい食べ物編から取り入れてみてはいかがでしょうか?
ビタミンB群で神経の働きを正常に!
神経の働きを正常に保つ作用があるビタミンB群ですが、ストレス過多により大量に消費されてしまいます。特に、ストレスを抱えている自覚のある方は、しっかり摂取するようにしてください。
「ビタミンB群を多く含む食べ物」
豚肉・発芽玄米・納豆・味噌・マグロの刺身・レバー・チーズ・うなぎ
ビタミンCで体を守る!
ストレスから、体を守るのに必要な栄養素です。
自律神経の乱れの予防には、ビタミンCが効果的。
「ビタミンCを多く含む食べ物」
オレンジなどの柑橘系・ピーマン・ほうれん草・アセロラ
~注意点~
ビタミンCは水溶性なので、水にさらしすぎたりすると流れ出てしまうので気を付けましょう。
カルシウムで精神安定!
カルシウムには、緊張や興奮・イライラ、不安を抑えてくれるこうかがあります。
ストレスが多いと体内のカルシウムも同時に減少し、イライラしたり精神状態が不安定になってしまいます。積極的に摂取するようにしましょう。
「カルシウムを多く含む食べ物」
チーズ・小魚・牛乳・大豆製品・海藻
カルシウムは、体内への吸収率が低い栄養素ですが、ビタミンDと一緒に摂取することで吸収率が上がります。一緒に摂取するように、心掛けましょう。
「ビタミンDを多く含む食べ物」
いくら・紅鮭・まいたけ・卵黄
太陽の日を浴びることで、体内でビタミンD3が合成されます。1日に15分程度は、日に当たるようにしておくと良いでしょう。
※各栄養素を多く含む食べ物の候補ですが、摂取しやすいものから選択しています。
まとめ
いかがでしたか?
自律神経の乱れは、誰にでも起こる可能性があります。
今回は、自律神経を整える効果のある食べ物をご紹介しましたが、他にも自宅で実践できるいろいろな方法があります。
但し、体の歪みに関しては自己流では難しいので整体などで矯正してもらったほうが良いでしょう。
様々なストレスから身を守る術を覚えておくことで、自律神経のバランスを保つのに役立つでしょう。
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