5月は春から夏への移行期。日中は汗ばむ陽気でも、朝晩は冷え込むことも多く、寒暖差が大きくなる季節です。この急激な気温差に体がついていけず、「なんとなく不調」「疲れやすい」「気分が落ち込みやすい」といった声が多くなってきます。特に八王子のように自然もありつつ都市機能もある地域では、外気と室内の温度差や天候の変化の影響を受けやすく、自律神経の乱れによる体調不良が起こりやすくなっています。
この記事では、八王子で整体院を営む筆者が、寒暖差によって起こる自律神経の乱れとその対策、そして整体によるケアについて詳しく解説していきます。
なぜ5月に体調を崩す人が多いのか？
寒暖差がもたらす“見えないストレス”
5月はゴールデンウィークを境に気温が一気に上がる日もあれば、雨が続いて冷え込むこともあります。このような寒暖差は、体温調節をつかさどる自律神経にとって大きな負担となります。人間の体は、気温の変化に合わせて血管を広げたり縮めたりして体温を調節していますが、それを担っているのが自律神経です。
しかし、1日の中で10度以上の気温差があると、自律神経が過剰に働き、やがて疲弊してしまいます。すると、体のリズムが乱れ、だるさ、頭痛、冷え、不眠、胃腸の不調など、さまざまな“なんとなく不調”が現れてくるのです。
新生活や環境の変化も影響大
5月は、4月からの新生活でたまった疲れが出やすい時期でもあります。進学や就職、引っ越しなどで環境が変わった方は、知らず知らずのうちにストレスが蓄積されています。精神的なストレスも自律神経のバランスを崩す原因の一つです。
自律神経が乱れるとどんな不調が出る？
自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの神経から成り立っています。交感神経は活動モード、副交感神経はリラックスモードを担当しています。このバランスが崩れると、体にさまざまな異変が現れます。
たとえば、「朝起きるのがつらい」「寝ても疲れが取れない」「日中ぼーっとする」「頭痛がする」「手足が冷える」「胃がムカムカする」「気分が落ち込む」といった症状です。これらは一見バラバラのように見えますが、根本には自律神経の乱れが関係していることが少なくありません。
整体で自律神経は整えられる？
身体のゆがみが神経バランスに影響
整体は骨格や筋肉のバランスを整える施術ですが、実は自律神経の調整にも非常に有効です。自律神経は背骨に沿って分布しており、背骨や骨盤がゆがんでいると神経の流れが滞り、血流や内臓の働きにも悪影響を及ぼします。
整体によって背骨や骨盤を正しい位置に戻すことで、神経の通り道が整い、身体の内側から自然治癒力が引き出されていきます。これが、自律神経のバランスを回復させる大きなポイントになります。
自律神経には“ゆるめる”ことがカギ
当院では、リラックスできるソフトな施術を心がけています。強い刺激は一時的に血行が良くなるものの、自律神経にとっては逆効果になる場合もあります。副交感神経を活性化させるには、安心感のある手技と穏やかな空間が重要です。
さわい整体院での寒暖差・自律神経対策
八王子の「さわい整体院」では、5月の寒暖差による不調に対し、整体をベースに個別対応のケアを行っています。症状の背景にはストレス、睡眠不足、運動不足、内臓疲労なども関係しているため、まずは丁寧なカウンセリングで体の状態を確認します。
施術では、骨盤・背骨の調整を中心に、自律神経に負担をかけないやさしい手技を用います。また、必要に応じて吸玉（カッピング）や腸もみといった、体質改善を目的とした施術も組み合わせることで、より深いケアを実現しています。
自宅でできる自律神経セルフケアも大切
整体で整えた体を長く良い状態に保つには、日々のセルフケアも欠かせません。特に自律神経を整えるには、生活リズムの安定が重要です。
朝はできるだけ日光を浴び、夜はスマホやテレビの刺激を控えて早めに眠る。食事はできるだけ温かいものを摂り、腸を冷やさない。ぬるめのお湯にゆったり浸かることで副交感神経が優位になり、睡眠の質も向上します。
また、深呼吸や軽いストレッチ、瞑想なども自律神経を整えるのに有効です。こうした習慣は短期間では効果が出にくいですが、継続することで確実に心と体に変化をもたらします。
まとめ｜5月の体調管理は整体とセルフケアのW対策で
5月は心地よい季節であると同時に、寒暖差や環境ストレスによって体調を崩しやすい時期でもあります。「疲れが抜けない」「眠れない」「なんとなく不調が続く」…そんなときは、自律神経がSOSを出しているのかもしれません。
八王子で整体をお探しの方は、ぜひ「さわい整体院」にご相談ください。20年以上の経験をもとに、お一人お一人に合わせた施術で、5月の不調をしっかりサポートいたします。自分の体と向き合い、早めのケアで心地よい毎日を取り戻しましょう。
