2026年が明け、早くも数日が経ちました。
昨日(1月5日)から仕事始めだったという方、あるいは今日から本格始動という方も多いのではないでしょうか。
八王子で整体院を営んでいると、毎年この時期になると決まって増えるご相談があります。
「休んだはずなのに、体が鉛のように重い」
「久しぶりにスーツを着たら、ウエストがきつい」
「頭がボーッとして、仕事に集中できない」
「休みボケかな…気合を入れ直さないと」とご自身を責めてしまう方も多いのですが、実はその不調、気持ちの問題ではありません。
私たちの体のメカニズム、そして東洋医学の視点から見ると、これらはすべて内臓(特に胃腸)の疲れ」からくる必然的なサインなのです。
今回は、正月明けのダルさの正体と、その解消の鍵となる東洋医学の「経絡(けいらく)」と「ツボ」の仕組みについて、少し詳しく解説します。
1. なぜ「正月明け」は体が重くなるのか?
暴飲暴食をした覚えはなくても、お正月特有の生活習慣は、知らず知らずのうちに体に負担をかけています。医学的・生理学的な視点で見ると、体内では次のようなことが起きています。
① 消化のために「脳」が酸欠になっている
胃腸に食べ物が入ってくると、体は消化吸収のために大量の血液を胃腸に集めます。
年末年始、普段よりも食事の回数が多かったり、ダラダラと食べ続けていたりすると、胃腸はずっとフル稼働状態です。
血液は酸素を運ぶトラックのようなもの。胃腸にトラックが渋滞している間、脳や筋肉への配送は後回しにされます。
その結果、脳の血流が相対的に不足し、「眠気が取れない」「頭が回らない」といった状態を引き起こします。
② 「糖質」による血糖値のジェットコースター
お餅、おせち料理(砂糖やみりんを多用します)、みかん、お酒。
正月の食事は、非常に「糖質」が多いのが特徴です。
糖質を一気に摂ると血糖値が急上昇し、それを下げるためにインスリンが大量に出され、今度は急降下します。この「乱高下」こそが、強烈な倦怠感や眠気の正体です。
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2. 東洋医学で読み解く「経絡」と「ツボ」の正体
「お腹が疲れているのは分かったけれど、なぜ肩や腰が痛くなるの?」
「なぜ足のツボを押すと、胃がスッキリするの?」
そう疑問に思う方も多いと思います。ここで重要になるのが、東洋医学の根幹である「経絡(けいらく)」と「経穴(けいけつ=ツボ)」の考え方です。

全身を走るエネルギーの線路「経絡」
東洋医学では、人間の体には「気(エネルギー)」と「血(栄養)」が流れる通り道があると考えます。これを「経絡(けいらく)」と呼びます。
イメージとしては、「鉄道の線路」を思い浮かべてみてください。
東京の地下鉄のように、体中にいくつもの路線が張り巡らされています。「胃の路線」「大腸の路線」「肝臓の路線」といった具合に、それぞれの路線は内臓と深く結びつきながら、頭の先から足の先までを繋いでいます。
- 「胃の経絡」:目の下→首→胸→お腹→足の指先へと流れます。
- 「大腸の経絡」:人差し指→腕→肩→首→鼻の横へと流れます。
胃腸が疲れるということは、この路線の「ターミナル駅(内臓)」でトラブルが起きている状態です。すると、線路全体のダイヤが乱れ、遠く離れた場所(肩や足)にも影響が出てしまうのです。
不調のサインであり、治療点でもある「ツボ」
そして、その線路(経絡)の上にある「駅」にあたるのが、いわゆる「ツボ(経穴)」です。
ツボには大きく2つの役割があります。
- 不調を知らせる「警告ランプ」内臓(ターミナル駅)が疲れると、繋がっているツボ(各駅)に反応が出ます。押すと痛かったり、硬くなったり、色がくすんだりします。「ここを押すと痛いですね」というのは、ツボを通じて内臓からのSOSを受け取っている状態なのです。
- 指令を送る「スイッチ」逆に、そのツボを刺激することは、遠隔操作で内臓に指令を送ることになります。「ここが詰まっているから流して!」とスイッチを押すことで、経絡を通じて内臓に働きかけ、本来の機能を回復させます。
つまり、「胃が疲れたから胃薬を飲む」だけでなく、「胃に繋がっている経絡やツボを整えて、胃そのものが回復する力を助ける」というのが、東洋医学的なアプローチなのです。
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3. 「経絡整体」×「腸マッサージ」が有効な理由
こうした体の仕組みを踏まえると、正月明けの不調に対してなぜ「腸」へのアプローチが有効なのかが見えてきます。
詰まった「駅(内臓)」を直接ケアする
腸マッサージ(腸もみ)は、経絡の集中するお腹を直接ケアする施術です。
ソフトな刺激で、硬く緊張してしまった小腸や大腸を緩め、本来の動き(蠕動運動)を取り戻させます。
ターミナル駅(内臓)の混雑が解消されれば、全身に広がる線路(経絡)の運行もスムーズになります。
結果として、お腹だけでなく、繋がっている肩の凝りや足の重さがスッと抜ける感覚を得られるのです。
「幸せホルモン」でメンタルも整う
また、腸は「第二の脳」とも呼ばれます。精神を安定させる「セロトニン」というホルモンの約9割は腸で作られています。
腸の状態を整えることは、正月明けの「なんとなくやる気が出ない」「憂鬱だ」というメンタルの不調をケアすることにも直結します。
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4. 今日からできる!プロが教える「ツボ」セルフケア
まだ仕事モードに切り替えられない……という方は、まずご自身で以下のケアを試してみてください。経絡の流れを良くする簡単な方法です。
① 万能のツボ「足三里(あしさんり)」
胃腸の経絡上にある、最も有名なツボの一つです。松尾芭蕉も旅の疲れを癒やすためにここにお灸を据えたと言われています。

- 場所: 膝のお皿の外側から、指4本分下がったところ。向こう脛(ずね)の外側のくぼみ。
- 押し方: 親指で「痛気持ちいい」強さで3秒押し、3秒離す。これを1分間繰り返します。胃腸の働きを助け、足のダルさも軽減します。
② 大腸を整える「合谷(ごうこく)」
手にある万能ツボです。首や肩のコリ、そして大腸の不調に効果的です。

- 場所: 手の甲側、親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみ。
- 押し方: 人差し指側の骨の下に潜り込ませるように、親指でグッと押します。
③ 朝一杯の「白湯(さゆ)」
ツボ押しと合わせて、朝起きたらコップ一杯(約50℃)の白湯を飲んでください。
胃腸が温まると副交感神経から交感神経への切り替えがスムーズになり、内臓のスイッチが入ります。冷たい水は「気」を冷やし、流れを止めてしまうので避けましょう。
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5. それでも体が重い時は
セルフケアをしても「やっぱりダルさが抜けない」「背中の張りが辛い」という場合は、体の奥深くにある「経絡」の流れそのものが、頑固に滞っている可能性があります。
そんな時は、無理をせずプロの手を頼るのも一つの選択肢です。
私たちのような整体院では、筋肉をほぐすだけでなく、全身の経絡の状態を読み取り、滞りの原因となっている内臓やツボを調整する専門的な施術を行っています。
八王子にある当院(さわい整体院)でも、この時期は特に「経絡整体」と「腸マッサージ」を組み合わせたケアで、多くの方の仕事始めをサポートしています。
「今年一年、健康で元気に働きたい」
そんな皆様のスタートダッシュが、素晴らしいものになることを願っています。
もしお力になれることがあれば、いつでもご相談ください。
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