仕事、家事、育児に追われて、毎日クタクタ…。
しっかり寝ても疲れが抜けない、体がだるい、やる気が出ない——。
そんな慢性的な疲れを感じている人が、近年とても増えています。
整体の現場でも、「疲れが取れません」「寝てもスッキリしません」という声をよく聞きます。
その原因の多くは、姿勢や筋肉のこわばり、自律神経の乱れだけでなく、**“体を修復する栄養素が足りていない”**ことにもあります。
今回は、八王子の整体院「さわい整体院」が、疲労回復に効果的な食べ物4選を紹介します。
食事と整体の両面から体を整え、疲れにくい体づくりを目指しましょう。
疲労回復の基本|「エネルギー」と「代謝」の仕組み
人間の体は、細胞一つひとつがエネルギーを生み出しながら働いています。
このエネルギーの正体が「ATP(アデノシン三リン酸)」という物質です。

ATPは、糖質・脂質・たんぱく質などを分解して作られますが、
その過程をスムーズに進めるにはビタミンB群やミネラルといった補酵素が必要不可欠です。
疲労がたまると、「エネルギーの生産が追いつかない」状態になります。
さらに、ストレスや不規則な生活で自律神経が乱れると、血流が滞り、栄養が全身に届きにくくなります。
つまり、「栄養の不足」と「循環の悪化」が、疲れを長引かせる2大要因。
この2つを整えることが、根本的な疲労回復への第一歩です。
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① 豚肉|ビタミンB1でエネルギーを生み出す
疲労回復と聞いて、まずおすすめしたいのが「豚肉」です。
豚肉には、ビタミンB1が豊富に含まれており、糖質を効率よくエネルギーに変えるサポートをします。
デスクワークで脳を使う人、体を動かす仕事の人、どちらにも必要な栄養素です。
特に不足すると「だるい」「集中できない」「肩が重い」といった症状が出やすくなります。
おすすめは、
・豚ロース
・ヒレ肉
など、脂身が少なくビタミンB1が多い部位。

さらに、にんにくや玉ねぎに含まれるアリシンと一緒に摂ると、吸収率が高まります。
「豚の生姜焼き」「ニラ玉豚肉炒め」などの定番メニューは、理にかなった疲労回復食です。
② レモン・梅干し|クエン酸で疲労物質を分解
体を動かしたあと、筋肉にたまるのが「乳酸」。
これが疲れの原因とされてきましたが、最近の研究では「乳酸=悪者」ではなく、処理しきれない乳酸が問題だと分かっています。
ここで役立つのが、クエン酸。
クエン酸は、体内の「クエン酸回路(TCA回路)」を活性化し、乳酸をエネルギーに変える手助けをしてくれます。

レモン、グレープフルーツ、梅干し、黒酢などに多く含まれ、
特に梅干しは、ミネラルやポリフェノールも豊富で、夏の疲れや食欲不振にも効果的。
水にレモンを絞ったり、梅干しをおにぎりに入れるなど、日常的に取り入れると疲れにくい体に変わっていきます。
③ ブロッコリー|抗酸化パワーで細胞を守る
疲労を加速させるもう一つの要因が、「酸化ストレス」。
紫外線やストレス、睡眠不足などで発生する活性酸素は、細胞を傷つけ、老化や疲労の原因になります。
その酸化を防ぐ栄養素が、ビタミンC・E・βカロテンなどの抗酸化成分。
中でもブロッコリーは、これらをバランスよく含む“抗酸化の王様”です。

ビタミンCは加熱に弱いイメージがありますが、ブロッコリーの場合、電子レンジで軽く温める程度なら栄養の損失は少なく、手軽に摂取できます。
サラダやスープに入れて、色鮮やかに食卓を彩りましょう。
④ 卵|完全栄養食で筋肉と神経を修復
疲れた体を立て直すには、筋肉や神経を修復するたんぱく質が欠かせません。
卵は、必須アミノ酸をすべて含む“完全栄養食”として知られています。
さらに、ビタミンDやセレンなど、細胞の修復に役立つ栄養素も豊富。
朝食にゆで卵を1つ加えるだけで、体の修復力がぐっと高まります。

卵はコレステロールが気になるという人もいますが、最近では「食事由来のコレステロールは体にほとんど影響しない」と見直されています。
むしろ良質なたんぱく源として積極的に取り入れたい食材です。
栄養と整体の関係|食べたものを“巡らせる”ことが大切
ここまで、疲労回復に役立つ食べ物を紹介してきましたが、実は「食べるだけ」では不十分です。
栄養素は血液に乗って全身に運ばれるため、血流が悪いとせっかく摂った栄養が届かないのです。
特に、肩や背中の筋肉がこわばっていると、首・肩周辺の血流が滞り、自律神経のバランスも乱れやすくなります。
整体では、筋肉の緊張をゆるめ、姿勢を整え、血流とリンパの流れを促すことで、
「栄養が届く体」にリセットしていきます。
実際、整体を受けたあとに「体が軽くなった」「食欲が戻った」「眠れるようになった」と感じる方が多いのは、血流と神経が整い、回復力が引き出されるためです。
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食事と整体で「疲れにくい体」をつくるポイント
- 栄養は「バランス」が大事。単品ではなく、主菜・副菜・汁物をそろえて。
- 加工食品や砂糖の摂りすぎは、逆にビタミンB群を消費して疲れやすくなる。
- 食後は深呼吸をして、副交感神経を優位にすることで消化力アップ。
- 睡眠前のスマホは控え、自律神経のリズムを整える。
- 定期的に体の「ゆがみ」をリセットして、血流をキープ。

整体師として多くの体を見てきましたが、慢性疲労の多くは「体のサインの積み重ね」です。
「なんとなく疲れた」「眠りが浅い」と感じたら、体がSOSを出している証拠です。
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まとめ|毎日の食事があなたの回復力をつくる
疲れを癒す食べ物4選を振り返ってみましょう。
- 豚肉:ビタミンB1でエネルギーを生み出す
- レモン・梅干し:クエン酸で疲労物質を分解
- ブロッコリー:抗酸化力で細胞を守る
- 卵:たんぱく質で体を修復

そして、それらの栄養をしっかり巡らせるには、血流と自律神経のバランスが大切です。
「食べる」「休む」「整える」——この3つがそろうことで、体は本来の力を取り戻します。
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