猫背の原因は?2つの猫背改善ストレッチで背筋まっすぐへ

猫背を改善ストレッチ

もともと日本人は、猫背になりやすい体型だといわれています。

日本人の体型は、平たく横に広がっていて厚みがないことから、背中やお尻、太もも後ろの筋肉が発達しにくいそうです。

つまり、背中を支える筋力が、もともと弱いということでもあり、猫背になりやすいといえます。

もともと猫背になりやすい体型に、現代のライフスタイルが加わり、さらに猫背になる人が増えたというのが現状です。

猫背になる2大原因

・長時間のスマホ、PCの使用
現代の猫背の原因として、最も大きなものがといえます。

今や多くの人が当たり前のように使用しているスマホ・PCですが、その使用時の姿勢が猫背の原因となります。

画面を見ているとき、どうしても前屈み・肩が内側に入りがちですね。使用時に背中が丸まってしまうのです。

この姿勢で長時間いることで、肩凝りになり、背中が丸める癖がつき、固まった結果「猫背」の状態になってしまうのです。

・運動不足/筋力低下
背筋をまっすぐ保つには、筋力と柔軟性、体力が必要です。

運動不足により、筋力低下し、血流が悪くなると凝り固まり柔軟性が低下します。そうすると、背中を支えられなくなるのです。

猫背になるということは、それだけ筋力が衰えているという証拠でもあります。

正しい姿勢の確認法

猫背を気にして、意識的な背筋を伸ばしている人も多いですよね。

ですが、その姿勢、本当に背筋がまっすぐの正しい姿勢ですか?まっすぐに保つと疲れるという方、間違った姿勢で無駄に疲れているかましれません。

簡単に正しい姿勢を確認する方法がありますので、一度ご確認くださいね。
・床に膝をついて、「膝立ち」してください
その状態が正しい姿勢です。

下半身が安定することで、自然と背筋がまっすぐの状態になります。まず、この感覚を覚えてください。
この正しい姿勢の場合、体は疲れません。

疲れるという方は、膝立ちをして再度正しい姿勢の感覚を確認しましょう。

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●猫背改善ストレッチ

【肩甲骨をほぐすストレッチ】

1. 足を肩幅程度に開き、両腕を上に伸ばし手のひらを頭上で合わせる
※背筋はまっすぐの状態で、目線は前を向きましょう

2.手のひら外側に向けながら、徐々に肘を曲げてゆっくり耳くらいの高さまで下げる

3.両肘を背中側で引き寄せるようにして、肩甲骨をぎゅーっと寄せていく

4.これを5回程度繰り返す
※凝り固まった筋肉をほぐします
ゆっくり動かすことで、肩甲骨周りの筋肉の柔軟性が増します。

【胸・肋骨を開くストレッチ】
1. 足を肩幅程度に開いて、両手を後ろ手(背中側)で組む
2. 組んだ手を後ろに引っ張るイメージで、肩甲骨を近づけるようにする

※肩甲骨を近づけ、へそと胸の間を広げ胸を張る(突き出す)ようなイメージ

3. 後ろに引っ張った状態で20秒ほど維持

4.3回ほど繰り返す

1日2~3セットするようにしましょう。
デスクワークなどで、凝り固まりやすい方はもう少し頻度を増やしましょう。
肩など、痛みが伴う場合は決して無理をしないようにしてくださいね。

猫背で肩・肩甲骨周りがひどく凝り固まっている方・痛みが伴う方は整体などで、まずは症状の緩和をしていくのも一つです。

整体で歪みを矯正し、凝り固まった筋肉もほぐしてもらいましょう。

その上で、日ごろの姿勢やストレッチ猫背改善に繋げると効率的といえます。

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≪まとめ≫

猫背になりやすい体型の日本人ですが、筋力と柔軟性をもってすれば正しい姿勢は保てます。

猫背は、人の印象も大きく変えてしまいます。

人から見ると、自分が思っている以上に背中が丸くなっている人も多く、暗く疲れた印象に見えます。

女性は、猫背改善がバストアップにもなりますから、ぜひ実践してみてくださいね。

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