ダイエット法というのは、世の中に溢れていますが、一時的に痩せるだけでは意味がありません。
結局は、その体型を維持できなければダイエット成功とはいえませんよね。
怖いのが、一時的に痩せてはリバウンドを繰り返すこと。
体に負担も掛かりますし、繰り返すほどに太りやすい体質になってしまうのです。
こういった悪循環を繰り返さないためにも、基礎代謝が重要なカギを握ることになります。
ダイエットを成功させるのはもちろん、その後の体型維持に基礎代謝アップは欠かせない要素です。
今回は、そんな基礎代謝アップの方法についてご紹介したいと思います。
基礎代謝って何?
この基礎代謝というのは、動かなくても消費されるカロリーのこと。
人間は、身体を動かさなくても生命活動によりエネルギーを使っているものなのです。
それが、基礎代謝に当たります。
一日に消費するカロリーの約6割が、この基礎代謝量が占めるのです。このことからも、ダイエットの重要なカギになることがわかりますね。
ダイエットを成功させるには、この動かなくても消費されるカロリーを増やす必要があります。太りにくく痩せやすい体質になるには、基礎代謝アップが欠かせないということ!
また、ダイエット後のリバウンド防止にも、繋がります。
同じような食生活を続けていても、年齢とともに太りやすくなってしまうのは、基礎代謝量が歳を重ねるごとに減少してしまうからなのです。
基礎代謝が低い人の特徴
では、どういった人が基礎代謝が低いのでしょうか?
以下に、基礎代謝が低い人の特徴をまとめてみました!自分に当てはまる項目がいくつあるか、確認してみましょう。
*朝食を食べない(食べる頻度が少ない)
*体温が低い
*手や足が冷えやすい
*むくみやすい
*子供のころから運動が苦手
*あまり汗をかかない
*食べ物の好き嫌いが多い
*運動不足が続いている
*頭痛が起きることが多い
*肩こりに悩まされている
半分以上に当てはまった人は、赤信号です。
運動不足や無理なダイエットなどで筋肉量が減っていたり、様々な理由で基礎代謝が低下している可能性が高いといえます。
誰でもできる!基礎代謝を上げる方法
では、そのダイエットのカギとなる基礎代謝はどうやって上げればいいのか。
その方法をご紹介したいと思います。
ストレッチで基礎代謝を上げる
ストレッチは、体の巡りを良くしてくれます。血流・リンパの流れを促すことで、老廃物の排出にも繋がるので、特に体が硬いという人は積極的に実践してみてください。
《おすすめストレッチ やり方》
1. 仰向けに寝た状態になる
2. 両ひざを立てる
3. 両ひざを外側に倒して、足の裏をくっつける
※股関節がじわ~っと伸びます
4.20~30秒キープ
5.ゆっくり足を戻す
鼠径部(そけいぶ)、わかりやすくいうと足の付け根には、リンパ節があります。このリンパ節がつまっていると、むくみや冷えに繋がるので股関節の柔軟性を高めてあげましょう。
リンパ節がグリグリとしているようでしたら、先に鎖骨の溝付近にある鎖骨リンパ節を指でマッサージした後、鼠径部のリンパ節を指で優しくマッサージしてみましょう。
※必ず先に鎖骨リンパ節をマッサージしてほぐしてください
時間に余裕がある時などに、いろんなストレッチを取り入れてみましょう。
《ストレッチの注意点》
・勢いをつけて伸ばさない
・長時間伸ばさない(20~30秒が目安)
・呼吸を止めない
・無理に伸ばさない(イタ気持ちいいぐらいが最適)
スクワットで基礎代謝を上げる
1.足を肩幅にひらく(つま先は正面を向ける)
2.膝がつま先より前に出ないように気を付けて、ゆっくり腰を落としていく
※お尻を突き出すようなイメージ(便座に座る時のような姿勢)
膝とつま先は同じ方向が向くようにしましょう。
腰を反ったり、背中を丸めないように注意してください。
スクワットでは、体の中でも大きな筋肉に当たる足の筋肉を刺激するため、基礎代謝アップに繋がります。
但し、膝痛・腰痛がる人は無理せずできる範囲で行いましょう。
食べ物で基礎代謝を上げる
・ショウガ
ショウガに含まれているジンゲロンという成分には、血流を促す作用が期待できます。
皮に多く含有されているので、薄く剥くようにしてください。
とうがらし
体を温め、汗をかきやすくなり基礎代謝アップに繋がります。
にんにく
新陳代謝を促すスコルジニン、血流を促進してくれるアリシンという成分が含まれています。
ごま
肝臓の働きを良くして、脂肪の分解を促し、脂肪燃焼をサポートします。
※殻が固くいので、消化・吸収されにくいという特徴があります
“すりごま”にして食べることをおすすめします。特に便秘体質の人は、ご注意ください。
また、食事はよく噛んで食べることも大切です。消化にも良いですし、エネルギー消費にも繋がります。
体を温めて代謝を上げる
・半身浴をする
約38℃のお湯に20分程度を目安に浸かりましょう。
みぞおち付近まで、浸かるようにしてください。
半身浴は、汗をかきやすいので半身浴前にコップ1杯の水を摂取するようにしましょう。
脱水になると、血液がどろっとしてしまい血流が悪くなってしまい半身浴の良さが損なわれます。
また、半身浴中も喉が渇いたら水分を摂りましょう。
温かいものを摂取する
冷たいものは体を冷やし、代謝の低下を招きやすくなります。飲み物・食べ物は、温かいものを意識して摂取することも大切です。
まとめ
いかがでしたか?
基礎代謝は、運動などしなくても消費されるカロリーということからこの基礎代謝量が多いほどダイエットの成功率が上がるということをお分かりいただけたと思います。
今回ご紹介した基礎代謝アップ法は、今すぐにでも取り入れられる方法ばかりなので、ぜひ実践してみてください。
こういった日常のさりげない習慣が、太りにくい体質へと導いていってくれます。
いくら運動しても、この基礎代謝が悪ければ、非常に効率が悪いです。ダイエット成功・リバウンド防止のために、しっかり基礎代謝を上げていきましょう。
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