季節の変わり目になると、体が重い・足がむくむ・冷えが気になる――そんな不調を感じていませんか?
それ、もしかすると「リンパの滞り」が原因かもしれません。
リンパは体の中を静かに流れる“排水システム”のような存在。老廃物や余分な水分を流し出し、免疫を支える大切な役割を担っています。
今回は、整体の視点からリンパの滞りが生む不調と、自宅でできる簡単なセルフリンパマッサージについて詳しく紹介します。
リンパの流れが悪くなると起こる体の変化
リンパとは何を流しているのか?
リンパ液は、血液からしみ出た水分や老廃物を集めて体の外に排出する役割を持っています。
体の中を流れるリンパ管は、まるで下水道のように全身に張り巡らされ、リンパ節(フィルターのような器官)を通って老廃物をろ過します。
この流れが滞ると、余分な水分や老廃物が体にたまり、むくみ・だるさ・冷えといった症状を引き起こします。
▼ あわせてチェックしたい記事 ▼
リンパが滞ると起こる不調
・全身の重だるさ
・手足の冷え、むくみ
・疲れが抜けにくい
・肩や首のコリ
・免疫の低下

特にデスクワークや冷え性の人は、筋肉の動きが少ないため、リンパを流す「筋ポンプ作用」が弱まりやすいのです。
▼ あわせてチェックしたい記事 ▼
リンパの流れを悪くする生活習慣
・長時間の同じ姿勢
・冷たい飲食物の摂りすぎ
・睡眠不足やストレス
・運動不足
・姿勢の乱れや猫背
リンパは血液のように心臓で強制的に送られるわけではありません。日常の動きや呼吸がポンプの役割をしているため、“動かない生活”こそが滞りの原因になるのです。
▼ あわせてチェックしたい記事 ▼
なぜ“冷え”や“だるさ”がリンパのサインなのか
血流とリンパの関係
リンパと血液は、道路と側道のような関係にあります。
血流が悪くなるとリンパ液の流れも鈍くなり、体のすみずみに十分な栄養や酸素が届かなくなります。結果、代謝が落ち、冷えや倦怠感が出てくるのです。
デスクワーク・立ち仕事で起きる「滞りゾーン」
長時間座りっぱなしの人は「骨盤まわり~脚」に滞りが発生しやすく、立ち仕事の人は「ふくらはぎ~足首」に負担が集中します。
また、スマホやPC操作が多い人は「肩・首・腕のリンパ」が詰まりやすく、頭痛や目の疲れにつながることもあります。
▼ あわせてチェックしたい記事 ▼
女性に多い“冷え+むくみ”の悪循環
冷えによって血管が収縮 → 巡りが悪化 → 体がさらに冷える、という悪循環。
そこにホルモンバランスやストレスが加わると、リンパの働きも低下し、体全体の不調につながります。
自宅でできるリンパマッサージの基本

準備:マッサージ前に温める・深呼吸をする
冷えた体ではリンパが流れにくくなります。入浴や蒸しタオルで体を温めてから行いましょう。
また、マッサージ前にゆっくり3回深呼吸をすることで副交感神経が優位になり、体がリラックスして流れが良くなります。
▼ あわせてチェックしたい記事 ▼
マッサージの基本原則
・強く押さない(皮膚の下をやさしくなでる程度)
・心臓方向へ流す(体の中心に向けて)
・呼吸を止めずに、ゆっくりと行う
ポイントは“さするように流す”こと。強く押すと逆に毛細リンパ管が潰れてしまうため注意しましょう。
注意点
・発熱・感染症・皮膚炎のときは控える
・食後すぐや体調が悪いときは避ける
・強く押して痛みがある部分はマッサージしない
部位別リンパマッサージのやり方

首・肩まわり
両手の指先で鎖骨の上を軽く押さえながら、耳の下から鎖骨に向かってゆっくりさすります。
肩が重いときは、肩の前側・後ろ側を円を描くように撫で下ろすと効果的です。
腕・手
手首からひじ、ひじから肩へと順にさすり上げましょう。
デスクワークで腕が重くなったときは、手のひらを軽く揉みほぐしてから行うと血流が上がります。
脚・足
両手で足首を包み、ひざの方向へさすり上げます。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほどポンプ作用が強い場所。
お風呂上がりに3分続けるだけでも、翌朝の脚の軽さが違います。
お腹
おへそを中心に「の」の字を描くように、時計回りにゆっくりマッサージ。
腸の働きを促すことで、体の内側から巡りが整い、むくみや冷えにも良い影響があります。
リンパを流しやすくする生活習慣
水分補給と食事
リンパの主成分は水。水分が不足すると流れが悪くなります。
冷たい飲み物ではなく、常温の水や白湯をこまめに摂るのがポイントです。
食事ではカリウムを多く含むバナナ・海藻・きのこ類を意識的に摂りましょう。
軽い運動・ストレッチ
1日10分のウォーキングでも、リンパはしっかり流れます。
特に「ふくらはぎ・股関節・肩甲骨」を動かすストレッチが有効です。
湯船に浸かる・温活のすすめ
シャワーだけで済ませず、38〜40℃のぬるめのお湯に15分ほど浸かることで、全身の血流とリンパが同時に整います。
温める→マッサージ→保温の流れを習慣にしましょう。
ストレスを減らす
自律神経が乱れると、リンパ管の収縮リズムも崩れます。
寝る前の深呼吸や軽いストレッチ、アロマなどでリラックスすることが“流れを整える”第一歩です。

▼ あわせてチェックしたい記事 ▼
整体的視点から見るリンパケアの重要性
姿勢と筋肉のバランスが“流れ”を左右する
猫背や巻き肩などで姿勢が崩れると、筋肉がこわばりリンパ管が圧迫されます。
整体では筋肉と関節のバランスを整えることで、自然とリンパや血流の流れも改善します。
リンパだけでなく「血流」と「神経」も整える
リンパを流すだけでは根本的な改善にならないこともあります。
自律神経の働きや血流の調整も含めて整えることで、「冷えにくく疲れにくい体」が作られます。
▼ あわせてチェックしたい記事 ▼
整体や吸玉との相乗効果
整体や吸玉(カッピング)は、深部の血流を促し、リンパの流れを助ける施術です。
セルフケアで整えきれないコリや冷えがある場合は、プロの手による施術でリセットするのもおすすめです。
まとめ:リンパを整えて、軽やかな毎日を
リンパマッサージは、特別な道具も時間もいりません。
“さする・温める・深呼吸する”――この3つの習慣で、体のめぐりは確実に変わります。
体の重さや冷えを感じたら、それは「流れを整えて」というサイン。
無理をせず、心地よい範囲で毎日続けてみましょう。

もしセルフケアをしても改善しにくい不調がある場合は、
八王子のさわい整体院では、整体と吸玉(カッピング)を組み合わせた「巡りケア」でリンパ・血流・自律神経をトータルに整えます。
冷え・むくみ・疲れやすさが気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。
🌿 さわい整体院のご案内
✅ さわい整体院の特徴
- 20年以上の経験を持つ整体師が、症状の原因を丁寧に見極めたオーダーメイド施術
- 姿勢改善・筋肉調整で身体の負担を軽減し、痛みや不調を根本から改善
- 整体コースの他に、吸玉療法(カッピング)・腸もみ・耳つぼダイエットなど体質改善や美容に効果的なオプションもご用意
- 自律神経の乱れや慢性疲労にもアプローチし、睡眠の質や体調バランスをサポート
- 女性も安心して通える、落ち着いたプライベート空間

✅ このようなお悩みはありませんか?
- 朝起きると体が重だるい
- 長時間のデスクワークで腰や肩がつらい
- 湿布や薬ではなかなか改善しない
- 姿勢の悪さが気になる
- 疲れが取れにくい・眠りが浅い
- ストレスや自律神経の乱れによる不調
✅ 初めての方も安心
初回は「体の状態チェック+施術体験」をご案内しています。
症状の原因を見極め、無理のない施術でサポートいたします。
📞 ご予約・お問い合わせ
- LINEから24時間受付(友だち追加で簡単予約OK)
- 電話・お問い合わせフォームからも受付中
- JR八王子駅から徒歩8分
👉 [LINEで予約する]
👉 [お問い合わせフォームはこちら]
👉 [Googleマップで見る]
あなたの毎日が、少しでも軽く、明るくなりますように。
さわい整体院が、心と体の“整える場所”としてお手伝いいたします。























